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進路企画「OB訪問 アイリス株式会社」をおこないました。

Student’s Board

さる10月30日、今年度進路企画の第二弾としてOBの企業訪問をおこないました。当日は本校の創立記念日につき休校、にもかかわらず多くの生徒が集まったのはそれもそのはず、お訪ねしたのは沖山翔さん。小学校から高校まで桐朋育ちのまさに頼もしい先輩なのです。大学で医学を学んだのち、救急救命や離島医、ドクターヘリ添乗医などさまざまな経験をされながら、現在をAIによる画像診断を活用した医療機器の開発に携わる企業を経営されている沖山さんを囲み、学生時代から現在に至るまでのさまざまな経験やそのとき考えていたこと、仕事と生き方についてなどさまざまな質問が飛び出し会は大盛り上がり!最後にはオフィスまで見学させていただき、ふだんの学校とは全くちがった空気の中、将来について考えを深めた一日になりました。

以下、参加した生徒たちのコメントをご紹介します。

「特に印象に残ったのが『自分のしたいことを言葉にして伝えることが大事』だということです。いろいろな体験をすることによって自分の本当にやりたいことや夢などがみつかるのだなと思いました。」

「『自分は自分のまわりにいる五人の平均のような人間になる』というお言葉が印象に残りました。僕は良い大学に行く一番の理由はそこにあるのかなと考えました。」

「自分は数学が好きなので数学を研究する仕事に就くのだと半ば決めつけていましたが、これからは好きな数学を大切にしつつもそれ以外のやりたいこと・興味のあることもいろいろやってみて、自分がどうしたいのか考えていこうと思います。」

「『高校、大学、社会人で自分の将来像が異なる』というお言葉が印象に残っています。一見、人生を歩むにつれて選択肢は狭まっていくように思えますが、その選択肢は枝分かれをして広がっていきます。しかし、私たち中高生はたった一つ先二つ先の選択肢しか認識することができません。ですので、今回の講演を通して大人の話を聞き多くの発見を得ることができました。」

今年度の進路企画はまだまだ続きます。随時ご紹介いたします!