年間行事(高校)
桐朋の行事の特色は、生徒が主体となって運営することです。生徒が自ら考え、仲間同士で話し合い、実行力を養う貴重な体験をします。年間行事表については下記をご覧ください。
桐朋祭は本校最大の行事です。生徒自身が、自分たちの意志で思い思いに有志による参加団体を結成し、展示発表や出店、バンド演奏、ステージでのパフォーマンスなどを作り上げていきます。来場者数は約1万人。実行委員会は各部門に分かれ、1年をかけて準備します。開催期間中、実行委員たちは桐朋祭が滞りなく進行するよう、トランシーバー片手に動き回ります。終わってほしくない3日間があっという間に過ぎてゆきます。
長野県安曇野地域周辺にて行う3泊4日の宿泊行事です。そのうち1泊は農家に宿泊して田舎体験をする民泊を実施します。また、長野県の文化や歴史をテーマにしたコースを設定し、希望のコースに参加します。準備などに夏期行事委員が積極的に関わります。
ラグビースクール サマーコース
英国のパブリックスクールラグビー校との交流は、2011年と2016年の2回、ラグビー校のラグビーチームが本校を訪れたことをきっかけに始まります。そして、2017年8月には、ラグビー校創立450周年を記念して、本校生徒50人がラグビー校に2週間ほど滞在する機会をいただきました。滞在中は、午前に英語の授業、午後はスポーツ、夕食後はレクレーションというスケジュールを基本とし、さらに近隣の古城や宇宙センター、オックスフォードやシェークスピアの生誕地も訪れました。ラグビーも1から手ほどきを受け、最終日にはラグビー誕生の聖地ラグビー校のラグビー場Closeでプレーさせてもらいました。
高1・高2の希望者を対象に英国ケンブリッジ大学にて海外研修を行っています。当大学教員の指導の下、基本的な英語の研修に留まらず、「教育」や「スポーツ」を始めとする文化比較をテーマに、議論を交えて学びを深めていきます。本校のカリキュラムに沿う独自のプログラムで、事前学習を踏まえた質の高い学びの機会となっています。また、英国文化を体験することで、豊かな感性と広い視野を養うことができます。
最初の2泊はクラスごとにテーマと行き先を話し合いで決定します。建築家の光嶋裕介氏の案内で内田樹氏の「凱風館」を訪問したクラスもあります(写真)。3日目に全クラス京都集合。京都ではスペシャルな企画も用意。その名も「出合いのチケット」。OBで独立研究家の森田真生さんや「らくたび」の若村亮さんを始め京都在住で活躍するスペシャルなヒトたちと出会い、ブラタモリのようなひと時を過ごしました。