中学入試要項・結果
桐朋中学校生徒募集要項
2025年度 中学入試概況
今年度の応募者数は、第1回が402名、第2回が677名で、のべ1079名でした。また、両回出願者は277名でした。昨年度が、第1回が375名、第2回が640名、のべ1015名で、両回出願者は247名でありましたので、第1回、第2回ともに大きく増加した形となり、第二回入試が導入された当初の勢いを回復する形となりました。桐朋に魅力を強く感じ、入りたいと思ってくださった方が多くいらしたことを大変喜ばしく感じつつも、頂戴したありがたい評価にきちんとお応えしていけるよう、今後もより充実した桐朋教育の実践を目指してまいりたいと思います。
合格最低点及び実質倍率は、第1回が198点で2.5倍、第2回は214点で2.2倍でした。塾等によって発表されている偏差値には幾分の差があるようですが、本校としては、両回とも、入試問題作成にあたる姿勢、難易度、出題内容や傾向等に差異は設けておりません。粘り強く両日とも臨んでくれた122名の受験生のうち、第1回で不合格ながらも第2回おいて合格した、いわゆる「復活合格」の受験生が、昨年度と同様今年度も5名いたことも添えておきます。今後の問題作成においても、個々の知識を状況に合わせて活用しながら、全体を見通した上で解答に辿り着く必要のある、深く考えることを要求するような問題の作成を目指してまいります。
地域別の応募者数の割合は、第1回は多摩地区59.0%(237名)、23区21.4%(86名)、神奈川県9.2%(37名)、埼玉県8.2%(33名)、他府県・外国2.2%(9名)でした。第2回は多摩地区50.5%(342名)、23区30.9%(209名)、神奈川県9.3%(63名)、埼玉県7.2%(49名)、他府県・外国が2.1%(14名)で、概ね例年通りの割合でした。東京西部、神奈川県、埼玉県南部など幅広い地域から本校を選んでいただいていることを改めて実感しております。
昨年度来、試験教室内外の環境整備にもより一層の注意を払い、一教室の受験生の数および各フロアの使用教室数を少なくし、広い校舎をよりゆったりと使って試験に臨んでいただけるよう努めております。課題であった休み時間のトイレの混雑も改善されております。保護者の方々にも校舎内の控室でお待ちいただける体制になっております。また、体調を崩してしまっている受験生や感染症に罹患してしまっている受験生は、別室で受験できる体制もとっており、多くの受験生に安心して試験に臨んでもらえるようにしております。
年度 | 2025年度 第1回 | 2025年度 第2回 | 2024年度 第1回 | 2024年度 第2回 | 2023年度 第1回 | 2023年度 第2回 |
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募集人員 | 約120名 | 約60名 | 約120名 | 約60名 | 約120名 | 約60名 |
応募者数 | 402名 | 677名 | 375名 | 640名 | 380名 | 597名 |
欠席者数 | 29名 | 168名 | 28名 | 125名 | 27名 | 137名 |
受験者数 | 373名 | 509名 | 347名 | 515名 | 353名 | 460名 |
合格者数 | 148名 | 234名 | 142名 | 228名 | 144名 | 216名 |
合格最低点 (得点率) | 198点 (61.9%) | 214点 (66.9%) | 188点 (58.8%) | 217点 (67.8%) | 193点 (60.3%) | 216点 (67.5%) |
配点 | 平均点(合格者平均点) | |||||
国語(100) | 54.4 (59.3) | 57.3 (64.6) | 49.6 (56.8) | 64.2 (70.8) | 51.2 (57.6) | 61.9 (67.3) |
算数(100) | 59.5 (71.2) | 62.3 (73.0) | 55.1 (65.1) | 59.4 (73.4) | 56.4 (68.3) | 69.6 (78.6) |
社会 (60) | 39.0 (43.7) | 45.8 (49.0) | 42.7 (46.9) | 44.0 (48.3) | 39.9 (44.3) | 36.4 (41.5) |
理科 (60) | 34.4 (40.1) | 41.3 (46.9) | 30.7 (35.1) | 39.9 (44.9) | 33.9 (38.8) | 41.7 (46.6) |
合計(320) | 187.3 (214.3) | 206.7 (233.5) | 178.1 (203.9) | 207.5 (237.4) | 181.4 (209) | 209.6 (234) |