カリキュラム(中学)
基礎学力は偏りなく、幅広く身につけるべきだと考え、中学では選択授業を置いていません。林間学校・社会科見学・修学旅行などは独立した行事ですが、理科、社会、国語などでも行事に関連した授業を行っております。中学3年間を通じて、夏休みには自由研究を課しています。各自の主体的な取り組みによる学習活動です。
教科 | 科目 | 1年 | 2年 | 3年 | 計 |
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国語 | 国語 | 3 | 3 | 3 | 9 |
表現 | 1 | – | – | 1 | |
文法・作文 | – | 2 | – | 2 | |
古典 | – | – | 2 | 2 | |
書写 | 1 | – | – | 1 | |
中1国語の授業について | |||||
社会 | 地理 | 2 | 2 | – | 4 |
歴史 | 2 | 2 | – | 4 | |
公民 | – | – | 4 | 4 | |
数学 | 代数 | 3 | 3 | 3 | 9 |
幾何 | 2 | 2 | 3 | 7 | |
中1数学の授業について | |||||
理科 | 物理 | 2 | 2 | – | 4 |
生物 | 2 | 2 | – | 4 | |
化学 | – | – | 2.5 | 2.5 | |
地学 | – | – | 2.5 | 2.5 | |
中2生物の授業について | |||||
中3化学の授業について | |||||
音楽 | 2 | 2 | 1 | 5 | |
美術 | 2 | 2 | 1 | 5 | |
保健体育 | 3 | 3 | 3 | 9 | |
技術・家庭 | 2 | 2 | 1 | 5 | |
英語 | 英語 | 5 | 4 | 4 | 13 |
演習 | – | 1 | 2 | 3 | |
中1英語の授業について | |||||
中3英語演習の授業について | |||||
道徳 | 1 | 1 | 1 | 3 | |
特活 | 1 | 1 | 1 | 3 | |
合計 | 34 | 34 | 34 | 102 |
中1国語の授業について
「ふかいことをおもしろく」描いてみせる文学の世界。その扉をひらいてくれる作品との出会いをめざし、二年後の東北修学旅行も視野に入れながら、宮沢賢治の『グスコーブドリの伝記』にとり組みます。約一ヶ月半をつかって、場面ごとにグループ発表をし、作品世界で遭遇する出来事や人間の姿を通して「いま何が見えてくるか」について疑問を出し合い、読み深めていきます。
中1数学の授業について
定義、定理、証明、例題のサイクルを重視して作られた『中学幾何』は本校独自の教科書であり、現代数学の流れを汲んでいます。授業で習った内容は傍用の『A級中学数学問題集』の演習により、しっかり定着させます。
中2生物の授業について
中2生物での、自分のだ液を用いた消化酵素と温度との関係を確かめる実験ノート。どんな温度条件を設けて、どれと比較すると結論が引き出せるのか。生徒のノートでは条件ごとに色分けして示されています。実験結果を班で検討してレポートにまとめる課題を乗り越えていき、その経験が中3化学の実験への関心につながっていきます。
中3化学の授業について
本質・本物を生徒に体験させるために3、4時間に1回ほどの割合で実験を取り入れています。見た目が鮮やかな実験も取り入れ、純粋に驚きや面白さを感じてもらい、化学への興味関心を引きだすようにしています。
更に、実験の結果から何が導けるのか、またそれは理論的に正しいか、などを考えながら、化学的、論理的なものの見方を養うことも重視しています。
中1英語の授業について
小学校の学習内容の復習から始め、中学での学習の仕方を丁寧に指導します。入門期の中1では、本校独自の教材を用いて、聴き取りや音読などの音声面の指導に特に力を入れています。
外国人指導助手(ALT)も定期的に授業に参加し、様々なプロジェクト活動を通じて、英語によるコミュニケーションの楽しさを実感できる授業を行っています。
中3英語演習の授業について
本校独自の教材を使った分割少人数授業で、決められたテーマについて英語で意見を交換する活動のみならず、学期ごとに発表原稿を作成してプレゼンテーションも行います。
発表原稿となるエッセイは、担当教員の個別添削とアドバイスも活かしながら、校正を重ねて段階的に仕上げていきます。