TOHO Today - 教員ブログ -

84期 新中1 入学記念植樹を行いました。

TOHO Today中学行事

 4月15日に新中学1年生による入学記念植樹が行われました。今年の記念樹は、「友情」の花言葉を持ち、高くたくましく育つアカシアになります。84期の学年方針は「ForEST(フォレスト)」、「For Enthusiasm(好奇心を持ち、熱心に!)」「For Self-Confidence(自信を持とう!)」「For Thoughtfulness(思いやりを持って、思慮深く!)」という意味が込められています。桐朋で、仲間と学び合いながらさまざまなことに挑戦し、しっかりと地面に根を伸ばした一本一本の立派な木が集まって豊かな森を成す、そんな84期生になってほしいと願っています。桐朋の「桐」は鳳凰の止まり木を表します。新たに入学した「鳳凰の雛」256名の代表、安藤蓮君の「入学のことば」を掲載します。

 

入学の言葉

春を待ち望んでいた新芽が一斉に芽ぶく中、少し大きく真新しい制服をまとい 桐朋中学校の門をくぐった僕たち八十四期 二五六名は本日無事この入学式に集う事ができました。

今この場にいる事ができるのは この素晴らしい環境を整えてくださっている先生方、そしてここまで育ててくださった小学校の先生方、そして両親のおかげであり、心から感謝しています。

さて、今日から中学生としての一歩を踏み出すにあたり、抱負をたてる事にしました。それはやらなくてはいけない事、そして、やりたい事全てに挑戦できる中学生になることです。「挑戦する」と口で言うのは簡単ですが、一歩前に出て行動に移すという事は大変勇気がいる事だと思っています。

桐朋は学びたい事、挑戦したい事を全力で応援してくれる学校です。けれどもそんな素晴らしい環境にいる事ができるのは、中学校だけで言えば三年間だけです。僕は知っています。六年間という長い時間があっても、やりたいこと事全てができる訳ではないと。

けれども勇気を出し、挑戦した先に待っている楽しさも知っています。沢山の事に挑戦する中で時には失敗してしまう事があるかもしれませんが、素晴らしい先生方、先輩方のご指導のもと仲間たちと共に協力し合い一つ一つ乗り越えていこうと思います。

桐の木は鳳凰が唯一とまる木として知られています。そして僕たち桐朋生は鳳凰のひなと言われています。

今はまだ未熟ですが、これからみんなで互いに切磋琢磨し、日々成長して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

以上を持ちまして入学の言葉とさせていただきます。

二〇二四年 四月八日